記者ブログでおなじみの福島香織さんの”ぺきんこねたぶろぐ”5月8日付けによれば
>昨年9月ごろ、パナマ市の病院でで呼吸困難など中毒症状にみまわれた子供らが次々と運び込まれる事件があった。原因を調査したところ、政府が配布した咳止めシロップに含まれていたディエチレングリコールという化工物質によるものだった。これは不凍液などにつかわれ、食用が禁止されている毒性のある物質という。死者は確認されただけで100人以上、死亡を申告した数を含めると360人以上という。
>どうやら悪徳業者が、グリセリンの半分の値段のディエチレン・グリコールを、味も似ているし(あまったるい)、よくにているからばれないだろう、と偽って輸出したらしい。
>広東省で十数人の犠牲者を出したチチハル第二製薬事件が最初に発覚したのは昨年5月ごろだから・・・
福島さんのブログでは毒性のあるエチレングリコールによって死亡者が出た事件が昨年5月に起こっており、それと同じ原料で作られた咳止めシロップによって9月にはパナマで100人を超える死者が出たこと、それに対して中国政府は責任が無いとの声明していることが指摘されている。
エチレングリコールといえば、自動車の不凍液に使われるものとして知られているが、私の記憶によれば過去にも中毒事件を起こしている。ずいぶん昔のことだが、ヨーロッパ(たぶんドイツ)でワインに混入されたエチレングリコールによって被害が出た(死者があったかどうかは記憶していない)事件があった。エチレングリコールを混ぜると安物のワインの味が良くなるとのことだった。
パナマの事件は安いグリセリンを買ったつもりでエチレングリコールを掴まされたために起こったらしい。
グリセリンはわれわれの身近な食品や飲料に混入されていることをご存知だろうか?
食品をしっとりさせたり、とろみを付ける増粘剤としてグリセリンが使用されている。佃煮ならそう大量に食べるものではないので影響は少ないかもしれないが、飲み物に使用されると危ないかもしれない。
中国国内の企業はすでにエチレングリコール入りの製品を作っている可能性がある。日本の企業だって安い輸入グリセリンを使った製品を出しているかもしれない。
当分は増粘剤入りの液状食品(ヨーグルト、アイスクリーム、ソースなど)は控えた方がよさそうだ。
中国製の佃煮や煮豆類、タレ類や餡などもあぶないかもしれない。
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by その蜩
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